レイキヒーリングってどんなもの?

美しい空
目次

レイキヒーリングとは?

宇宙、そして宇宙に存在するあらゆるものは、すべて波動でできています。

私たち自身も波動の存在であり、身体も、心も、思考もすべて「波動」です。

レイキもその宇宙に満ち溢れている「波動」のなかの一つ。(宇宙には様々な波動が存在しています)

レイキがもつ波動は「病気を癒し、心に平安を与える」「愛と調和と癒し」の波動であり、宇宙の贈りものと呼ばれています。

大自然と調和する生命を存在させるエネルギーともよばれていて、「プラーナ」とも「気」とも呼ばれるものです。

目には見えないわたしたちの生命力の元となるエネルギーだと認識すると分かりやすいかもしれません。

さやりんご

生命を生かす大いなるエネルギーは、宇宙からも流れ込みますが、それとは別に私たちの体内にも存在しています。

しかし現代では心身ともに宇宙からのエネルギーの流れをブロックしたり、自身の体内のエネルギーの循環を滞らせるものが様々あります。

エネルギーヒーリングでは、基本的にアチューメントといってそのエネルギー回路を開いて(スイッチオンにして)いくものが多い。(※すべてのエネルギーワークがそうだというわけではありません)

さらにエネルギーの流れをぐんと大きくして、自分のみだけではなく、他者へもそのエネルギーを流すことを可能にするものもあります。

レイキヒーリングの場合はアチューメントをして回路を開き、他者へのヒーリングも行えるようにします。

イメージでいうと、ゴミが溜まってちょろちょろと流れていた水が大掃除され、一気に水が流せるようになったという感じでしょうか。

レイキのエネルギーは宇宙の愛・調和のエネルギーなので高波動です。

使えば使うほど、その波動がどんどん流れて込んでくることで、細胞の波動もあがり癒しが行われます。

また思考や感情も、その高波動によりネガティブな低い波動が浄化されていきます。

そして様々な気づきや癒しが起こり、本来の自分らしさ、つまりソースと繋がる意識で生きていくことを促されていくのです。

⇒ソースとは?

結局、レイキ(やその他のヒーリング)も引き寄せの法則が伝えていることと繋がっています。

不要な波動は手放していき、本来の自分に戻っていきましょう、ソースと近づく思考や意識の持ち、ソースの自分に戻って生きていきましょう、という同じことを別の表現で伝えているのです。

その手段のひとつとして、サポートできるツールとして、ヒーリングワークもあるんですね。

スピリチュアルでいわれることは、基本的に最終的にここに集約され繋がっていきます。

レイキのアチューメントを受けた人は、宇宙からレイキの波動を受け取ります。

そして、体内のレイキと響かせて、そのまま流すパイプのような役割をするので、自身のエネルギーを流すわけではありません。

宇宙の高波動のエネルギーが流れるパイプとなるのです。

同時に自身の内側のレイキの波動も高まり活性化するので、そのエネルギーが流れている間に自身の浄化や癒しも行われます。

自身がパイプとなって、純粋なレイキのエネルギーが、触れた人や場所やモノ流れていきます。

そのエネルギーが、流れていくものたちの、元々もっている純粋な生命エネルギーと響き合い、不要なものは浄化され、本来の自然な状態へと戻っていくのです。

つまり、自己治癒力、波動を高めていくプロセスが自発的に促されていくのですね。

レイキヒーラーが相手を癒すのではありません。

受け手自身がヒーラーのエネルギーに触発されて、受け手自身の力で自身を癒し、本来の姿へ戻っていくのです。

さやりんご

レイキの高波動によって、ソースエネルギーを妨げている思考パターン・価値観・信念などが変化して、ソースとの繋がりが深まります。

妨げがなくなれば、自分の力で本来の自身の高い波動状態に戻るのです。

またレイキでは、日々のなかで自身を高めていく大事さを伝えています。

それはヒーラーがレイキと響き合う、大宇宙と同じ愛の存在になり、宇宙意識、リズムと一体となることで、高次元からの愛の波動をそのまま受け取り流すためです。

それにはどんどん自身がクリアになっていく(エネルギーを妨げるような意識の持ち方、思考やあり方を変えていく)必要があります。

もちろんレイキの純粋なエネルギーの性質は誰であっても変わりません。

しかしそのパイプとなる存在がどんな存在であるかで、エネルギーを流す流せる量やその届ける深さが変化するということなんですね。

そのためにヒーラーが、日々の自分の波動のケア、意識について理解を深めていくことは、とても大事なプロセスだと言えます。

さやりんご

日々調整しながら、日々自分を観察してソースと一致するようにするのが大事なんだね

結局、さきほどもお伝えしたように、これはソースとの関係性と同じなのです。

スピリチュアルでいわれる大事なポイントは、「本来の自分に戻る(波動を高める、浄化する、不要なものを手放す)」というところに集約されます。

不要なものを手放せば、本来の状態に自分自身の力で自然と戻っていく。(自分にパワーがあるので、誰かや何かになんとかしてもらわないといけない、というのは不自然なことです)

どういうものを使っても、どんなやり方でもいいのです。

その上で、わたし自身は、レイキを使うことはそのための方法として、とてもいいツールのひとつだと実感しています。

レイキの発祥について

レイキ法はもともと霊気療法といい、1865年(慶応元年)に生まれた臼井甕男という方が始めました。

若いころ郷里の岐阜県を離れ、各種の職業を体験するうちに、「人生の目的とは何か」と、深く考えるようになったそうです。 

長い探求のあと、「人生の目的は安心立命を得ることである」という結論に達し、それは「人は宇宙から使命を与えられ、生かされている存在である」という真実を知ること。

そして「人を生かしている宇宙が、人の病気や不幸を願うはずはない。宇宙を信頼して、人生で何が起こっても動揺せず、いつも安らかな心を保ちながら、自分の役割を果たして行けばよい」ということです。

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このように理解した臼井先生は、安心立命の境地を求めて、京都の寺で3年間の座禅を 行いました。

しかし、めざす心の境地は得られず、ついに死を覚悟して鞍馬山で断食の結果、体内の波動と宇宙の波動が共鳴して、自己と宇宙との一体化が得られ、求めていた境地が完成したのです。​

しかし帰宅の途中、途中で足の爪を剥がれる大けがをしてしまいました。

あまりの激痛に思わず手を当てたところ、即座に痛みが和らぎ、帰宅後も家族やなどにも、同じように手を当てると、次々と癒しの体験が続き、宇宙から癒しの力 が与えられたことに気づいたのです。

「これは、自分の体験を多くの人に分ち合えという、天の啓示である。誰でも出来る手当 療法を入り口にして、人生の目的である安心立命を伝えて行こう」

と臼井先生は決意され、工夫研究を重ね、レイキエネルギーの伝授方法を確立していきました。

西洋式レイキと臼井(伝統)レイキ

自由に飛ぶ鳥

レイキの本質は

この宇宙の愛と大調和のエネルギーを受け取りながら、「安心立命の境地に至ること」つまり、宇宙の意思とともにある、宇宙の法則に即した生き方をする、本来の自分を思い出し生きる

というところにあります。

「ソースである自分を思い出す」プロセスそのものですね。

なのでレイキを扱っていく中で不要な波動を外し、本来の自分自身を思い出し、戻るための体験や気づきがどんどん起こってくいきます。

レイキは現在では、治療法としてのレイキの方がメインとされています。

しかし本来は「本来の自分を思い出す」サポートのひとつとしてハンドヒーリングも扱っているといえるのです。

レイキは戦前まではだれもが扱える民間療法として広がっていきました。

しかし戦後になると、海外から入ってきた西洋医学が主流となり、日本の民間療法は続けにくい状況が生まれてくこととなります。

そんななか、ハワイから日本へ病気治療に来た高田はわよの難病が完治し、彼女はレイキを学びレイキマスターとなり、ハワイでレイキ治療を行い、22名にレイキを伝授しました。

そのなかで、レイキの考え方やテクニックも変化し、西洋式レイキが生まれたのです。

そこからさらにアメリカにレイキが広まるなどして、あっという間に世界中に拡がることとなっていくことになります。

ただ日本の伝統的なレイキも、西洋式レイキも、もとのレイキエネルギーはもちろん変わりません。

違いは考え方やアプローチする面にあり、どちらにも優れた点があります。

伝統的なレイキは「病気の原因であるマイナスの波動をみつけて、レイキを送って波動を変える」「マイナスの波動と共振しないよう意識を高めていく」「さらにレイキの波動と響き合いを高め、安らかで豊かな人生を目指す」というところがあります。

幸せに安心な状態で生きること、そのものができるようになることが目的。

西洋式レイキは、「現代医学を補う有効な治療法として、積極的に医学と関わっていく」という姿勢をもち、心と体の治療に大きく成果をあげています。

身体的、肉体的にあらわれる症状の改善などが主な目的。

世界の医療界では、ホリスティック医療も注目を集め、レイキは副作用の少ない代替療法のひとつとしてその効果を認められています。

イギリスなどでは保険のきくレイキ治療院が多く存在しており、王室からも認められています。

ほかにもドイツ・オランダ・カナダなどでも医療保険がきき、アメリカではレイキを大学病院で取り入れており、レイキ専門の医療スタッフやもいて、レイキの授業もあります。

ホテルのスパなどでも、アロマやマッサージなどと同じく、リラクゼーションのサービスとして行われるところもあるのです。

さやりんご

現在ではレイキヒーリングというと、西洋式レイキを習得した方がほとんどかもしれません。

わたし自身は西洋式レイキ3rdまで、現代レイキ(伝統レイキと西洋レイキを合わせた内容)はマスタークラスまでもっています。

両方習ったおかげでそれぞれの違いも分かりました。

日本の伝統レイキは細々と続けられていたので、世界中に拡がっていた西洋レイキが再び日本に持ち込まれたのは1985年ごろでした。(つまり逆輸入された形ですね)

レイキは、だれもがその日からエネルギーを扱うことができ修行もいらず、使えば使うほどそのエネルギーによって自己治癒力も高まり、精神的にも向上し副作用もなく、さらにほかのヒーリングテクニックとも併用できるものです。

またレイキヒーリングは一切の宗教団体とも関係なく、絶対的な規則などもないので(自由に活用できる)、このように世界中に拡がっているのですね。

世界でもなかなか類をみない、おおらかで自由なエネルギーワークともいえます。

レイキヒーリングの活用のおすすめ。

レイキ3

レイキヒーリングでできることは本当に様々あります。

一番はレイキを日常的に楽しんで扱うことによって、魂と精神性の向上を図っていけること。

そして自身や他者にヒーリングすることで、その体(肉体)の自己治癒力を高め、エネルギーバランスが整い心身の状態を底上げできることにあります。

人にも、ものにも、空間にも、愛と調和のエネルギーをもたらすものなので、無理のない変化を起こしていきます。

家族のなかで、一人でもレイキを扱える人がいれば、周りの人もその恩恵を自然に無理なく受けっていくでしょう。

使えば使うほど効果を体感でき、レイキとのパイプも太くなります。

できればセッションなどでヒーリングを受けるだけよりは、自身がレイキを扱えるようになり、日常の中で楽しんで使えるようになることがベストなヒーリングかもしれません。(あくまでもわたしの解釈です)

とはいえ、もちろんセッションを受けることも、心身が健やかで調和に向かうようサポートしてくれ、変化と成長の気づきをもらたしてくれます。

リラクゼーションとして受けても、心身がゆるみ安心感に包まれるので、ソースと繋がりを深める状態もつくりやすいです。

そしてこの地球での体験を、自身が創造したものを味わって楽しむには、体があってこそです。

この3次元では、意識のエネルギーをカタチにしてくれるの「体」ですし、意識も心も大事ですが、これからの時代は同じくらい体も大切にし波動を高めていくことが重要です。

体の波動の調整や、心身のメンテナンスとして、定期的に受けるのもお勧めですよ。

さやりんご

日々の生活の中で、ソースからずれてしまうこともたくさんあります。早めに戻れるように思考と体の調子を整えるのって大事。

自分を愛おしみ大切にしましょう。

レイキでおこなえる詳しいことやセッションについて、より詳しいことを知りたい方はこちらをご覧ください。

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