鏡の法則で「世界は自分でつくる」を腑に落とす【実践編】

鏡のなかの女性

引き寄せの法則や潜在意識、スピリチュアルなことに興味がある人は、どこかで必ず「自分自身のことを知ろう」や「自分を愛することが大事」と聞いたことはないでしょうか。

わたし自身も、最初は願いや望みを叶えたい、今の状況をなんとかしたい!ということばかり考え、「自分を知ること」や「自分を愛すること、大切にすること」の重要さになかなか気づけていませんでした。

また自分のことなのだから、自分が一番よく分かっていると思っていたのです。

さやりんご

しかし、学んでいくにつれ、自分のことは良く知っていると思っていたけれど、本当はよく分かっていなかった、理解できていなかったという事実に衝撃を受けました。

実は、自分自身のことを客観的に知る事ほど、難しいことはないです。

自分のことを理解するための方法はいろいろあるのですが、その中でも鏡の法則を活用すると、自分自身のことを客観的に理解し、受け入れていくことができるようになります。

さやりんご

鏡の視点を身につけると、世界は自分が創っていること、自分のことをありのまま受け入れる視点を手に入れることができるのです。

今回は、その鏡の法則をどのように活用するのか、具体的にお伝えしていきますね。

ぜひご自身でアレンジしながら活用して、自分自身を丸ごと理解していけるよう役立ててください。

目次

外側はあなたの心のなかにあるものを映し出しているに過ぎない

海を眺める少女

まず、この世界の大前提をおさらいしておきますと

・あなたの内側のものが外側に現れる(映し出されている)=私の世界に現れたあの人、この人、この出来事は、わたしの心の内側のなにかから生まれている

・あなたの思考と感情(波動)があなたの世界を創っている(思考が先、現実が後)あなたの心の世界にないものは、あなたの現実の世界には登場できない。

・あなたの思考パターン、思い込み、信念、真実(周波数)に応じたものが、引き寄せられてくる。外側に具現化している

・あなたの世界に現れる人や出来事に対してあなたが「感じること、思うこと」があなたの内側になるものであり、それが外側に反映されている。

・自分=他人である。自分自身の気づいていない思考パターン、マイルールを他人が言動として、起こる出来事として映し出していることに気づく。

・外側を見てあなたの心が反応するとき、そこにはあなたの心の中にあるものが反応している。あなたという存在を、あなたが持っている性質を教えてくれるかけらが、そこに映し出されている。

となります。

これ、内容は全部同じです。

全部同じことをちょっとずつ違う言い回しで表現してみました。(表現が違うと不思議と入ってくることあるよね笑)

そして、鏡の法則についての詳しい概要や引き寄せの法則に対して、どのような役割を持つかなどにはまずこちらを読んでみてね。

では、この大前提(視点)から物事や人を見れるようになると、何が変わっていくかというと

・自分ではなかなか気づけなかった自分の持っている思い込み、観念・思考パターン・感情などをちゃんと直視して、受け取れるようになる。

・何かが起こっても、人のせいにしなくなる。

・全部自分自身が創っていたと気づくので、嫌な人というのがいなくなる。(物理的にもいなくなる、相手が変わってしまうことも多々ある)

・物事のフォーカス先が、相手や出来事ではなく、それを通して自分の心の深くを知る機会だと理解して、自分自身に目を向けれるようになる。

・結局のところ、自分のすべてを見て、受け入れられるようになるので、自己受容と自己統合の自愛の土台ができあがる

というところが挙げられます。

これらの変化がなぜ起こるのかというと、意識するしないに関わらず、この視点で物事を見れるようになると、源(ソース)の視点で物事を見れるようにもるからです。

そうなると、そのままで、あなたのベースの波動もあがっていき、自己受容ができるようになります。

この仕組みは後ほど説明していきますね。

それをどう感じるか、どう思うかは、人の数だけある

会話する女性たち

さて、この鏡の法則を使ってあなたの心の内側を見るときに、押さえておきたいポイントをまずお伝えします。

それは、ある出来事に対して、あなたが「感じること・思うこと」というのは、「あなただから」そう反応して、そう考えている、というところです。

例:今、あなたの目の前に「自分の意見をハッキリという女性」が存在している。

としましょう。その女性に対して、あなたはどう感じるでしょうか?たとえば

Aさんは「この人なんでもハッキリと意見を言って怖いな。自己主張強すぎ。」
Bさんは「なんでも物怖じせずに自分の意見を言えてかっこいいな」
Cさんは「文句ばっかり言ってきて、うぜーな」
Dさんは「みんなが言えないことを言ってくれて頼りになるな、ありがたいな」

と思っていたとします。

A~Dさん、それぞれの立場があったり、関係性があるから見方も変わるでしょ、と思うかもしれませんね。

しかし、鏡の法則で物事をみていく場合、それらの立場とか関係性がどうだからとかは正直関係ありません。

大事なポイントは、今そこにいる人に対して「どう思い、どう感じているか」それはその人だから思うことであり、感じられることであり、その人唯一のものということなのです。

心の反応が異なるのは、それぞれの人の奥に持っているものが違うからなんですね。

そしてほとんどの人が自分の心の中には、何があるのかに気づいていない、見ていない、もしくは見たくない、状態なのです。

では次に、自分のなかにあるものに気づく、受け入れるとなにが起こるかについてお伝えします。

自分のなかにあるものに気づくことだけ、知るだけで起こる威力

後ろを向く女の子

私たちは自分の世界に登場してくる人・出来事に対して、それぞれの見方や捉え方をして(思い込み・信念を持っていて)、それに応じた感情を出しています。

鏡の法則は、その自分の中の内側にあるものに、分かりやすく気づかせてくれるものだとお伝えしてきました。

そして、そのなかには大まかにネガティブに感じるもの、ポジティブに感じるもの、とがあります。

ポジティブに感じるものも、もちろんなのですが、鏡の法則はネガティブに感じるものほど絶大な効果を発揮しやすいです。

なぜかというと、私たちがその人やその出来事を見て「ネガティブに感じる」ときは

自分が否定してきた自分
隠してきた自分
見ないふりをしてきた自分
知らなかった自分
・自分を幸せにしない思い込みや信念(ソースの高くて広い波動と一致しない視点、考え方、捉え方)
・自分を幸せにしない思考の繰り返しパターン、制限思考、禁止思考、批判思考、etc

を必ず自分のなかに持っていて、それに気づいていない状態です。

そして、そういう自分の中にある何かをその相手の人の姿に見出す(心が反応する)から、嫌な気分になるのです。

誰だって、受け入れたくない、見たくない、否定しているものを、目の前に(映し)出されたら顔をしかめたくなりますよね。

相手を嫌がってるのではなく、相手に映し出された自分の一部が嫌なのです。

さやりんご

つまり自分が見ないふりしていたものほど・否定していたものほど、目の前にあると嫌な気分になるよ

この時こそ、自分が持っているものに気付ける大チャンスなのです!!

誰かや何かをみて、ネガティブな気持ちになったときは、すぐに自分の内側をみるクセをまずつけましょう。

引き寄せの観点と自分の内側の統合

では、さらに自分の内側にあるものに気づき、受け入れるということは、引き寄せの観点からみると何を意味するのでしょうか。

ここもしっかりお伝えしていきますね。

いろいろな記事でもお伝えしていますが「自分に対する否定」ほど、ソースの視点と離れているものはありません。

ソースの視点は、あなたのすべてを全肯定!です。

詳しくはこの記事を読んでね

どんなにあなたが醜いと思う部分でも、嫌いと思う部分でも、恥ずかしい、情けない、もうダメ過ぎて死ねる、と思う自分でも、ソースは常にあなたを全肯定です。

そして、ソースはなにより、あなたのなかに、どんなものがあるのかを、すべてのものを知りたいのです。

あなたが綺麗と思う部分、汚いと思う部分、正しいと思っている部分、正しくないと思っている部分、優れていると思っている部分、劣っていると思う部分。

それらは、あなたがそう判断している(ジャッジしている)部分ですが、表があれば裏もあるのが、この宇宙の理なので、必ず両方の性質が自分の中にあるはず。

本当はそこに良い悪いはないし、宇宙はあなたを通して、そのすべてを知りたいし味わいたい。

あなたは嫌だと感じている部分も、よいと感じている部分も、必ず両方持っています。

しかし、あなたは片方だけをダメ!とずっと見ない振りをして、自分からその部分を遠ざけていたのですね。

そしてその部分は、あなたの中にあるよ、と他人を通して、現実を通してちゃんと気づいて受け入れて!とアピールしていただけなのです。

つまり、あなたがとても嫌い過ぎてあっちいけ!と追い出したり、無視したり、隠してきた自分の分身に、まず気づいてあげて、あ、これも自分の一部、わたしのなかにあったものなのか、と気づいて、知ってただ受け入れるとき、ものすごい癒しが起こっていく。

現実や他人に映し出されたものを、自分のなかに迎えいれることで、癒しというか統合が起こります。

そしてそれは、自分の見えていなかった(否定していた)自分と出会いであり、そのままの自分を受け入れることでもあり、ソースの視点とも一致していきます。

そして、せき止めていた無上の幸福の流れ(ソースエネルギー)を前面に受け入れていくのです。

そうすると、不思議と自分が嫌だと思っていた人の嫌な部分が気にならなくなったり、逆に自分が嫌だと思っていた部分を気にせず出せるようになったり、嫌だと思う人が別人のように変わったり、いなくなったりします。

さやりんご

あなたの内側が整えば、外側も勝手に整っていく、つまりその時々のあなたの内面の波動の変化に応じたことが、周りにも反映され始めます。

ポジティブに感じるものには何が隠れている?

鏡に映る女性

また今度は反対に、もしあなたが誰かやなにかを見て、ポジティブな感情を感じたとします。

なんだかいいな~好ましいな、素敵だなという感じですね。

この場合は、基本的に否定感情というものはないと思います。

しかし、自分自身とその人との切り離し、もしくは嫉妬や比較などが起こりやすいかもしれません。

たとえば、自分は絵を描くのが好きだとして、とっても憧れている画家さんがいるとしますよね。

その人の色彩感覚や構図が天才的!
世界観の作り込みが素晴らしい!
超エネルギーを感じる!!

などなど、あなたの心はいろいろなところにときめいたり、心地よさを感じたり、反応をするでしょう。

もっとも大事なのは、あなたの心が反応する、そういう人があなたの世界に現れているのなら、あなたはその人に感じるものの何かしらを、同じような性質のものを必ず自分のなかに持っているということ!

でも、素敵と感じれば感じるほど、あんな素敵な人と自分が同じな訳がない、だって私は今○○だし、全然違うし、、、みたいになってしまうことも、よくありますよね。

全然そんなことはない、持っていないと思うかもしれませんが、それこそ

持っているのに見ない振りをしている、気づいていないことによって、それが出てこれていない、と単に表出するのをとどめてしまっている。

もしくは、まだ芽が出ていないけれど、意識して育てれば花が咲く種をあなたは持っていて、それに気づいてほしい。

という状態なのです。

この場合も、やはり、あるのだと認めてあげる、受け入れてフォーカスをあてて愛でていれば、無意識の抵抗もなくなり、ソースと一致していくうちにどんどん表出していくはずです。

(ネガティブなものよりは、ずっとそうしやすいかもしれませんね。)

ただ嫉妬や執着の場合は「自分にはそれがない」「不足している」「足りない」「できない、ムリ」という思い込みがベースにあるはずなので、もっと深く見ていく必要がありますけど。

どうであれ、誰かに何かに、あなたの心が反応するものは、あなたの中に必ずあるものです。

抵抗せず受け取っていけばソースとますます一致して、外側に現れてくるものも必要に応じて変化していくのです。

つまり、ポジティブに感じることであれ、ネガティブに感じることであれ、とにかく自分の内側にあるものに、気づき!認め!許し!受け入れる!が超大事なのです

(実践編)相手に対して自分の内側に湧く、思考と感情をまっすぐに見る

鏡を見るカエル

では鏡の法則を使って、どのように自分のなかにあるものを見ていけばいいのか、ということをお伝えしていきます。

これはあくまでも一つのやり方であり、それをやっていくなかで感じていくもの、気づいていくものは、ひとりひとり違うはずです。

さやりんご

誰一人として同じものはないので、正解や正しさを求めると混乱してしまうかも。

なので、自分が自分の内側を見て、これだ!きっとこういうことだったんだな、とハッとする、しっくりくる、腑に落ちる感覚が何より大事です。

トライ&エラーしながら、じっくりと自分の内側と向き合ってみてくださいね。

まずは、他人を通して自分の内側を見るやり方です。

最初はとくに、自分の嫌いな人苦手な人が、分かりやすいので、その人を対象にやってみましょう。

ノートとペンを用意してください。

なければ携帯のメモでもいいですが、アウトプットして書き出して、それを目で見る、というのがとても大事です。

書き出しているうちに、自分でも意識にのぼっていなかった言葉が出てきたり、連鎖的に気づきが繋がっていったりすることがあります。

何より書き出すことで、頭のなかが整理されていくので、どんどん書いていきましょう。

やり方

①自分のなかで、この人は嫌だ、許せない、ムカつく、大嫌いだ!!という人をピックアップしてみてください。

⇒あなたがその人に対して、そのネガティブな感情を感じているということは、あなたは相手に何か嫌なことをされている、と感じているからですよね。

②あなたはその相手に、どんなことをされた、どんな扱いを受けている、どんな接し方をされていると感じていますか?

⇒たとえば、傷つけられた、無視された、騙された、馬鹿にされた、大切にされていない、ないがしろにされた、差別された、、などなどあるかもしれませんね。

ちなみにこれは、あくまでもあなた自身が相手に「思うこと、感じること」です。客観的事実(相手の行動・言動)に対して、あなたがそう意味づけして、そう感じているだけです。

しかし、鏡の法則では、あなたが「どう思い、どう感じているか」がとても大切なので、ひとつひとつ出てきた言葉に対して、「どうしてそう思うの?」「そう感じたの?」とどんどん質問していきましょう。

もしかしたら、何も出てこないかもしれませんが、じっくりと丁寧にみてノートに書き出していきましょう。

③その相手はどんな人だと思いますか?

⇒傲慢だ、思いやりがない、冷血人間だ、空気が読めない、自己中だ、自分勝手だ、ウソつき(八方美人)、負けず嫌い、見下している、などなど、いろいろ思いっきり書きましょう。

誰も見ていないので、でも本当はこういういい所もあるはずだし、とかいうのは、ここではナシです。

思考の転換や、相手の良い部分を見るのは、とても大事なところですが、今はそういう時ではありません(笑)

ここも深堀して、そのフレーズ、たとえば「思いやりがない」というのは、「どういうところが特に?」「どうしてそう思って、そう感じるのか」というところを、より深く見ていきましょう。

④その相手に言いたいことはなんですか?

⇒たとえば、あんたなんで私と上司との時に、全然態度が違うの?上司の前ではいいこぶりやがって。本当は全然仕事をしないで人に押し付けてばかりのくせに、上司の前では仕事やっていますアピールしやがって!マジでむかつく!し〇ばいいのに!!

などなど、ここも誰も見ていないので、思いっきり吐き出しましょう。

でも相手に直接ぶつけたり、周りに言うのは、問題をつくってしまうのでやめましょうね。

ここまでで、自分の内側に湧いてきた、自分の「感情」や「思うこと」を素直に正直に吐き出せたはず。

これだけでもだいぶスッキリしていい気分になるかもしれませんが、つぎに相手に感じるものから自分自身を見つけ出すターンに入りましょう。

(実践編)相手のなかに自分のかけらを見つけていく

鏡に映る女性2

では、次からは鏡の法則で、相手を通して自分自身をみつけていく作業をしていきましょう。

先ほど、いくつかの質問に対して、紙に自分自身の相手に対する素直な感情や思ったことを書くようお伝えしました。

今度は、それをじっくり見ながら、「相手のなかに感じたもの、その性質が自分の中にもある」という視点で、自分を見ていきましょう。

まず、相手に感じたものを自分も持っているということは

・自分も誰かに対してに同じようなことをしていなかったか
・自分も相手の中に見るような性質を持っていて、それが出ていた場面はないか

自分もかつてどこかで、自分がされた!と思っていたことと同じような性質のことを(言葉や行動は違えど)やらかしていなかったか、という視点でみてみます。

同じような出来事ではないかもしれません。

しかし、あなたの中に「見下す」ような性質があり、誰に対して「見下す」ような気持でいたので、その出来事が起こってきたのです。

でも、あなたは自分の中でそれを否定していたら、そんなものはないと思っていたら、その時は気づけなかったはず。

さやりんご

でも、あなたのなかに確かにそれがあったから、他人を通してそれをあなたは知ることになったのです。

写メをとる女性

そして、鏡の法則の視点で物事をみるのに、とく大事なポイントがあります。それは

「自分と自分との関係性も、自分とまわりとの関係性」になって現れているということ。

他人に対してやっている、というのはまだ分かりやすいのです。

しかし、じつは自分が自分に対して無意識にやっていること、思っていることというものもあるのですね。

たとえば、自分が自分に対してダメなやつ!できないやつ!と否定したり、見下していたとします。

すると、やはりこれも周りが、自分に対してダメなやつ!できないやつ!と見下していると感じるような場面がでてきたり、そう感じるような状況を自分で創ったりするのです。

・自分が自分をどう思っているか
・自分が自分をどんな風に見ているか
・自分が自分をどう扱っているか

という部分も、また鏡の法則として他人を通して現れてくるのですね。

これもまた気づけてないので、他人を通して見せてくれるのです。

また、自分がそうしたいのに、自分の中にあるものなのに、それを自分に禁止している、否定しているというパターンもあります。

たとえば、自分にとって、「自分勝手に振舞っていてずるい!むかつく!もっと周りのことも考えろよ!」という人がいたとしますよね。

これは、もしかしたらあなたが、いつかの時に自分勝手に振舞っていたのかもしれないし、周りのことを考えずに、なにかをしていたのかもしれません。

しかし、そうではなく、「あなたも本当はもっと自由にしたいのに、自分勝手にしてはダメ!」と自分もしたいと思っているのに、それを自分に禁止している、否定しているという場合もあるのです。

自分のなかにある「自由な性質」「欲求」「望み」を抑え込んでいる、否定している場合にも、やはり周りがそれを見せてくるのですね。

自分に対して、なぜそう思うの?どうしてそう感じるの?本当はどうしたいのかな?などなど掘り下げていけばいくほど、あなたの純粋な思い、本心、本音も見えてくることもある。

こういう場合は、その本音をしっかり受け取って、その禁止しているものを、否定していたものをあえてやってみる、許すのも大事です。

また別のパターンだと、あなたのなかにある「素直な感情・思い」を禁止していた、否定していた、という場合もあります。

例えば、毎回違う状況なのに、さみしい、悲しい、ずるいとか、何度も繰り返し同じような思考が出てくる人は、その思考を持っていちゃダメ!といつかどこかで思い込んで抑えていたのかもしれません。

さやりんご

その思考や考え方はあなたの昔なじみの思考の使い方で、クセになっているパターンかもしれません。

だからそれに気づかせたくて、しっかり味わってもう終わっていいよと決めて欲しくて、相手や状況を変え、出てくるのかもしれません。

このように、実は、相手を通して自分のなかにあるものに気づくとはいえ、その自分のなかにあるものには、いろいろなパターンがある。

いったいどのパターンであるのか、ということは自分でしか分からない。

その時々の状況によっても変わるでしょうし、自分とじっくり対話することで、自分でこういうことかもしれない!という感覚や体感で腑に落ちてくるはずです。

自分が感じることを大切にしていってくださいね。

鏡の法則で自分を知っていく際に何よりも大事なこと

花を摘む女の子

以上が鏡の法則を使って、他人の中に自分自身を見つけていく方法でした。

この視点はすぐにできるものではないので、練習が必要です。

でもやれば必ず身についていきます。

ただ、この視点で相手や出来事や自分を見ていくときに、うっかり陥りやすい罠があるのです。

最後にそれをお伝えしますね。

それは、どんなものが出てきても「否定しない」「批判しない」「変えようとしない」「直そうとしない」「改善しようとしない」ということ!!

私たちは自分自身に対して、つい否定的になったりジャッジしようとします。

ここはダメだから「ちゃんとしなきゃ、変えなきゃ、直さなきゃ、癒さなきゃ!!」とすぐにやりがちですなんですよね。

さやりんご

わたしも大いにそうでした

そこを変えなきゃ、癒さなきゃ、改善しなければ、というのは、そこの前提が「それはダメなものである」というジャッジがあって、また存在そのものに対する「否定」が入っています。

癒さなければならない、改善しなければならない、変わらなければ上手くいかないというのも、エゴからの思い込みです。

その「否定」がそもそもソースがあなたを見る視点とズレているし、それはダメなものであるというジャッジはエゴからのものなんですね。

ただそうである、ものをまっすぐ見る、そしてそのままをOKして認めて受け入れるだけでよいのです。

自分の中に戻してあげるだけ。変える必要も直す必要もない。ただ気づいて認めていくだけ。

ああ、そうだったんだな~と、淡々と、時には味わい愛でながら、受け入れましょう。

そして、自分の中に戻してフラットな感じになったら、そこで初めて新たに「望めばいい」「決めればいい」のです。

もっと、こうだったらいいな、こういう自分を体験したいな、こういう自分が好きだな、とただ自分が望む、ありたい自分を望む(選ぶ)のです。

たくさんあるうちの自分の今回は、ここが好みだからこれを選ぼう、という感じです。

隠して嫌っていた自分を自分の中に戻したとき、自分に対する否定がなくなり、あなたの視点(立ち位置)はソースの位置に近づいていて、ソースの視点で自分自身を眺めている状態になる。

なぜなら、そもそも本来、あなたはそれを決めて、選べる存在だからです。

これは何かを否定して、こっちはダメで見せられないから隠しておいて、あっちがいい!ああなりたい、というものとは全然違います。

とにかく、自分という存在に対して、自分の内側にあるものに対して、批判や否定をしない、ゆるす、認める、受け入れる、愛でるでOKなのです。

自分に対する否定をやめることは練習と根気がいります。

自分自身を見つけていくのと同じように、自分のそのままをまっすぐ受け入れる練習していきましょう。

まとめ

ハートをつくる女性

長くなりましたが、鏡の法則を使って自分自身を知っていくための、実践的なやり方や大切なポイントについてお伝えしてきました。

自分のことについて知ろうとする、理解しようとする、というのは願いを叶える、望みを叶えることに関しても、もちろん大事ではあります。

でも、自分を知ろうとすることは、なによりも自分への大きな愛そのものです。

自分に関心を向けてあげること、無視していた、見ない振りをしていた自分と出会うこと、そしてそんな自分を自分のなかに戻していく事で、なんとも言えない安心感が生まれます。

そして自分は自分でいいんだ、という理由のない肯定感を持てるようにもなっていきます。

素敵と感じるあの人にも、最低と感じるあの人にも、あなたがその相手に何かを感じていれば、心が動かされたのであれば、その何かをあなたのなかにもあるのです。

それに気づくだけでも、それを気づかせるために起こっていた現象が必要なくなり、変わっていくことも、たくさんあるのです。

まっすぐに、大切に見ていってあげましょう。

ソースの視点で味わい愛でてあげましょう。

さやりんご

鏡の法則は、自分自身をありのまま受け入れていく視点をもつのに、とても練習になる方法です。

それを丁寧にコツコツ続けていけば、自分の中にあるものを何も否定することなく、受け入れることができるようになりますよ。

この記事もそのための1つのヒントにしてもらえれば、うれしく思います♪

またどうしても自分だけでは、ひも解きが難しい、自分としっかりと向き合いたい、本来の自分で願いを叶えたいという方はセッションも行っていますのでどうぞ。

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