引き寄せの法則では、フォーカスすることが拡大するといわれています。
これはポジティブなことでもネガティブなことでも拡大していくので、自分自身の思考をどこに向けるか、そしてどんな情報を取り入れるかはとても大切です。
しかし、そうはいってもなかなか思考をポジティブな方に向けられない、どうしてもネガティブな方に向いてしまうことってありますよね。
とくに人間関係、そのなかでも恋愛などは、相手の挙動に一喜一憂しやすく余計に難しいと感じるかもしれません。
それには、脳の仕組みに原因があります。
認知科学と脳の仕組みから理由が分かれば対策もとれて、思考の方向を変えより簡単に望むことへフォーカスできるようになります。
今回は、認知科学や脳の仕組みを理解し、セルフトークからからネガティブ思考をやめるための方法についてお伝えします。
誰一人として同じ現実を見ることができていない事実
まず、そもそも人間の現実の認知の仕組みについてお伝えしていきます。
実は人間は、同じ現実を見ているようで実は誰一人としてまったく同じ現実をみることはできません。
私たちの脳は、「自分にとって関係がない」と思うものを排除する機能が備わっています。RAS(網様体賦活系)というフィルターが情報を情報として受け取らないよう遮断するのです。
脳が情報処理を本気で行おうとしたら、わたしたちは餓死してしまうくらい、脳は身体の中で最もエネルギーを必要とする器官です。
そのため脳は生命の危機を回避するために手抜きをします。それがRASなのです。
RASについてはこちらでも書いています♪(今回はまた違う方向から解説)
RASの働きとして分かりやすい例として
たとえば、あなたが好きな人が少し離れた場所で友人と話していたりします。聞こうと思えば内容が聞き取れる場所です。しかし周りにもたくさん人がいて、あなたも友達に話かけられています。
でも、あなたは不思議と少し離れた好きな人の会話を聞き取れたことがないでしょうか笑
これは、あなたがその会話を重要だと認識したのでRASが働き、その会話の情報を優先的に拾い、ほかの言葉、たとえばその時あなたが友達に話しかけられていた内容をシャットダウンするからです。
そして友達に、ちょっと話聞いてないでしょ、と怒られるかもしれません。でも普通に考えれば、あなたの近くで話している友だちよりも、少し遠くにいる気になる人の会話が聞こえるっておかしなことですよね。
これはRASの情報遮断機能のおかげなのです。このようなことはコンピュータでもなかなかできません。
RASによって出来上がった自分の世界に生きている私たち
RASがあることで、私たちは重要な情報を見ない、聞かない、感じないということが起こります。
これは正常な意識を保つために必要なシステムです。
しかしこのRASがあるからこそ、わたしたちは「そのままの現実」ということを決して見ることができません。
目の前に広がる世界というのは、ひとりひとり自分の脳が重要だと判断した情報で成り立っているからです。
では、脳はなにをもって情報を重要かそうでないかを判断しているの?
脳が重要だと判断する基準は「昨日までの自分が重要だと判断していたもの」を重要だと判断します。
そして、昨日までの自分が重要だと判断していたものは、おとといのもの、つまり「過去の記憶」のものであり、わたしたちは意識せずにずーっと過去の延長上に生き続けて現実をみているのです。
当然、一人一人の過去は違いますし、重要だと思うものも変わります。
たとえば、ある場所を「懐かしい街だな」と感じる人もいれば、「古臭い街だな」と感じる人もいます。
同じ場所を見ているのに、感じるものが違うというのは、見た瞬間に「自分の過去の重要な情報・記憶」と結びつき、RASはその人に必要な情報を取り入れ、結果、ひとりひとり同じ現実を見ているはずなのに、まったく違う感じ方をするのです。
つまりRASにより取り入れた情報によって、それぞれ脳内に再生される映像が微妙に変わっているといっていい。
結果、誰一人同じ現実をみることができない。
見た方がいいものも見えなくなっているスコトーマとは
さてRASは自分にとって重要な情報だけを取り出す機能でしたよね。だとすると、重要でないと判断した情報もあるはずです。
この自分が重要ではないと判断して、ないこととされた情報たちをスコトーマ(盲点)と呼びます。
このスコトーマは、視覚情報だけではなく、聴覚情報や触覚情報など全感覚情報も含んでいます。
つまり、本来はA、B、C、D、E、F、Gという情報が物理現実世界があったとして、あなたにとって重要なA、C、Gは見える、聞こえるのに、B、D、E、Fは見えないし、聞こえないのです。
あなたはA、C、Gのみで構成された現実をみて、B、D、E、Fの情報をキャッチすることができません。
でもあなたの世界を新しくしてくれるのはB、D、E、Fの情報の中にあるのです。
このRASとスコトーマによって、私たちは意識しないままでいると過去の延長上に生きてしまう仕組みができあがっているのです。
RASとスコトーマを指示する内部表現
わたしたちは、RASとスコトーマによって、偏りのある現実しか見えません。
そしてこれが「自我」の発生になります。
そしてこの自我の世界を内部表現とも呼びます。
内部表現とは・・・脳内における世界と自我の表現をあらわす。つまり私たちの「脳と心」が認識している物理世界(周囲)の情報と、心の内側の情報すべて。私たち自身を構成してる内的世界のすべて。
外の世界をどう認識し、心の内側のあらゆる物事への概念や意味づけ、世界観、感情・信念・思い込み・価値観・記憶・経験・自分とはどういう人物か、性格なのかなどの認識すべてを含む。
わたしたちは、この「内部表現」あるいは「自我」によって何が自分にとって重要かを判断しています。
↓
重要だと認識しているものに沿って→RASが働き必要な情報だけを集める。→スコトーマ(盲点)が生まれ、不要と判断された情報は見えなくなる。
↓
RASによって拾った情報を取り入れることで、内部表現はさらに強化され続ける。その結果、私たちは過去の世界を生き続けることになる。
これが、じつは私たちが世界を創造していた仕組みでもあるのです。
とくに、恋愛などは分かりやすいかもしれません。
たとえば、あなたのなかに「男性は浮気するものだ」という、内部表現(思い込み)をもっていたとします。
→すると「彼があなたにやさしくしてくれる」という現実があったとしても、あなたは「優しくしてくれる」という出来事に「なにか裏があるのでは?」となぜか「不安」を感じ始めます。それは「あなた」の内部表現にその種があるからです。
自分は男性を虜にして当たり前!みたいな内部表現持っている人は、そもそも男性が自分に優しいのは当たり前っていう認識になるよ笑
→もしくは「彼があなたへの連絡が少なくなった」という現実があったとすると、あなたは「連絡が少ない」という出来事に「連絡が少なくなった」というのは「愛情が減ったからかも」と思い始めます。
あなたにとっての「潜在的に重要なこと」というのは「男性は浮気する・もしくは自分は愛されない」というものなので、RASがせっせと働き、あなたがそうだと思う証拠を集め始めます。
そしてスコトーマは、本当は彼が忙しくて連絡できないという状況情報や愛しているから優しくしてくれているという情報を見せなくします。
めっちゃ怖いやんw
そして、自分にとって重要な情報を集め続け、スコトーマは本当はそうでない情報を隠し続けてくれるおかげで、あなたの「男性は浮気するものだ」という「あなたの現実」は補完され続けます。
あなたは彼をそういう目でみて、言葉で行動でそうなんでしょと訴え続け、最終的には男性も嫌になり「浮気する」という現実を創造するのです。
現実世界は、脳と心のなかで表現され映し出されている世界にすぎなく、内部世界が変われば物理世界が変わるのです。
情報が先、物理は後!
引き寄せの法則とRASとスコトーマ
引き寄せの法則は、フォーカスしたものが拡大します。そのため、自分自身がいつも何にフォーカスしているのかに気づき、それを別のものにフォーカスすることが大切だと伝えています。
また信念や思い込みも元は、なにかの出来事で強く思ったことがあり、それを何度も何度も考えたり思い出すことで、その思考のエネルギーが大きく強固となり、信念や思い込みに変わっただけともお伝えしています。
詳しくはこちらから。
だから嫌なことが起こったり、嫌な人がいても「いい面」「よかったこと」を探して、それにフォーカスしようと伝えているんですよね。
嫌なことを嫌なものとしてそのまま見ていたら、よりそれが集まって拡大するだけだからです。
また信念も思い込みも、今新しい思考にフォーカスすればそちらが活性化し、違う思い込みや信念が活性化するというのもエイブラハムの引き寄せの法則の考え方です。
ただわたしの場合は、このエイブラハムの引き寄せで解決するパターンと、しっかりと内部表現を書き換え(潜在意識の思い込みを解除)した方がいいパターン両方あるよなと体感しています。
というのも、もともと自分の内部表現にネガティブな見方の元となる信念や思い込みがあり、そこにRASとスコトーマが働いているので、そこから自分でポジティブな面を意図的に探すのは、大変です。
もともとポジティブなタイプ、もしくはネガティブからだいぶ変われた人は、エイブラハムの引き寄せ的ななあり方でOKで、ネガティブ思考からなかなか抜け出せないタイプは潜在意識から攻めるのもいいかも。
エイブラハムの引き寄せの法則の、フォーカスするものを意図的に選ぶ、選び続けるということはとても重要です。
しかし強固な思い込みや信念がある場合は、内部表現を書き換えた(潜在意識のブロックを変えた)方がスムーズに望みが叶いやすいです。
内部表現を書き換えてしまえば、自分が重要だと思うものが変わります。
するとRASが拾うものも変わり、スコトーマもなくなり、今まで入ってこなかった情報を手に入れ始めます。
たとえば、「自分は愛されない」という思い込みが外れると、その途端に、「自分が愛されていた」と思う証拠(出来事)を思い出したり、目に入ってきたり、逆に「自分は愛されない」という情報がみえなくなってきます。(スコトーマが変わる)
ここで意図的に引き寄せの法則で、自分がフォーカスるものを選んでいけば、より変化が加速していきます。
結果思うことも、感じることも、フォーカスするものも、行動することも、自他に対する接し方も変わり、当然現実も変化するのです。
つまり世界の見え方そのものが変わってしまうっていうこと。
引き寄せの法則だけでもフォーカスするものは変えることができます。
しかし根深い信念や思い込みは自分を信じる力と根気が必要なときもあります。
思い込みは自分のスコトーマにあるので自分では見つけにくく、客観的に見てもらう方がめちゃくちゃ分かりやすいのでサポートしてもらうのがやはり近道です。
自分はどういうタイプか、どちらの方が願いを叶えていくプロセスとしてベストか、自分で理解して選んでいくのも大事です。
興味がある方は情報空間の書き換えセッションも行っているのこちらからどうぞ♪
自己肯定感などを高めたい方はこちらもおすすめ
内部表現を変えていくセルフトーク
内部表現は基本的に「親」からつくられることがほとんどです。80~90%は親からの影響を受けて、この内部表現はつくられていくので、ここのひも解きが大事になります。
自分はどんな世界観や信念・思い込みをもっているのか、親との関係でそれらがどのように創られていったのか、内観など自分と向き合って気づいていく作業がとても大切なのです。
ただ、ひも解きや書き換えを自分でやるのが難しい場合も多く、一緒に伴奏しておこなってくれる人のセッションを受けるのが一番変化が早くて確実かなとは思います。
とはいっても自分でできる方法も知りたいですし大切ですよね。
自分でひも解きや書き換えをおこう方法については
にも書いてあるのでやってみていただければと思います。じっくりやればちゃんと変わっていきます♪
なので、今回はこれらとはまた別に内部表現に大きな影響を与えているセルフトークを変えていく方法をお伝えしますね。
セルフトークとは
セルフトークというのは、「自分の心の中の声」です。
なにか失敗したときなどに「しまった!」「やばい!」「最悪」などとつい自分のなかで言ってしまうことありますよね。まさにそれがセルフトークです。
諸説ありますが、意識・無意識を含め人は1日に4万~6万回セルフトークをしているといわれています。(声をだしているかいないかは関係ありません)
人間は前頭前野という脳の働きにより、言葉によってイメージを作り出すことができます。
そのイメージをいろいろ組み合わせることにより、感情を強く持ち情動記憶を生み出すことが出来るのです。
なんらかのセルフトークの言葉を自分の中で放った時に、私たちは無意識にイメージを喚起させて、さらに五感の感覚も呼び覚まします。
つまり「言葉」によって、脳内で自分が過去に失敗やつらい思いをしたことを思い出し、あたかもそれを再体験したのと同じ臨場感を味わってしまうのです。
情動記憶を自分でつくりだして、セルフトークをするたびに再体験してしまうってことですね。
このセルフトークを繰り返せば繰り返すほど、その失敗は自分の思い込みになっていきます。
ついつぶやいたり、無言で心のなかで繰り返したり、一見些細に思えるセルフトークでも、それが無意識に繰り返される続けることによって、過去の失敗の体験を何度もしたのと同じくらいの影響を自分に及ぼす。
セルフ・トークの大半は残念ながらネガティブな内容になりやすいです。
というのも、人間はネガティブなことの方がそもそも強い感情を引き起こし記憶に残りやすい性質があるからです。
ポジティブな成功体験などは、ネガティブなそれより実は強い感情体験として記憶されないので、セルフトークになりづらくいのです。
それに逆らって、ネガティブセルフトークをやめようと思うだけでも100点満点!
セルフトークの集合体はセルフイメージとなる
自身のセルフトークに気づかずに、何度も繰り返していくと「自分はこういう人間である」というセルフイメージをつくります。
セルフトークはとくに、自己受容、自己肯定感など、すべての土台となる「自分という存在」に大きく関わるのです。
気を付けなければいけないのは、セルフイメージは他人から受ける意見でも、セルフイメージに取り込んでいきます。
最初はそんなことない!と思っても、何度もそれを繰り返されると「、、、そうかもしれない??」と思い始め、セルフトークとなるからです。
たとえば、あなたは仕事ができる!といわれて、そっかー!わたし仕事できるんだ♪と、たった1回言われたことでも、ことあるごとに思い出して「わたし仕事できるからな」とセルフトークしてれば、それが自分のセルフイメージとなります。
ポジティブなものであればどんどん取り入れたいですが、これがブラックな会社で、ことあるごとに「お前はダメだ!」なんて言われ続けていたら・・・・。
あなたの心の中では、他人の話を聞いているとき、話をしている人の言葉に対し3倍の速さで自分に言葉を発し、話がやむと6倍の速さで自分に対して言葉を発します。
あなたが周りから聞く言葉と、それを受け入れてしまい自分に対して発する言葉の影響はとても大きいのです。
自覚せずに大量の言葉を自分に発しているのですね。そしてそれがいつしかセルフイメージとなり、思考や行動や選択に影響を及ぼしていくのです。
なのでどんな環境にいるかも、本当はかなり大事。
ただ環境は選べないこともあるので、自分で意識してできる「セルフトーク」は本当に気を付けることが大事です。
セルフトークに気づく方法
自分のセルフトークは、最初なかなか気づけないかもしれません。セルフトークに気づきやすくなる
1つ目はあなたの「口ぐせ」です。
あなたの「口ぐせ」は自分では意外に気づけないものです。なので、自分の親やパートナー、友だちがなどに勇気をもって聞いてみるのも手です。
昔、口ぐせではないのですが、うちの父がことあるごとに「チッ」と舌打ちするのが本当に嫌でしたw
でもそういうのって本人は気づかないもんなんですよね。自分もそういう口ぐせがある場合、周りに教えてもらえるとやめることができます。
またそこから自分がどんな場面や状況でそれを発していて、思い込みを持っていて、その言葉を発していたかも気づくことができます。
「自分なんて」などと、自分を謙遜する人や「ごめんなさい」ととにかく謝る人などもいますよね。
これもセルフトークになり、セルフイメージになっていくので、無意識に口ぐせになっている人はすぐにやめましょう。
2つ目はネガティブな言葉を発するのを禁止してみる
よくバラエティ番組で、日本語は禁止で英語だけで話してみようという企画を見かけますよね。
これを今日1日、ネガティブな言葉は使わない、と決めてみるのです。
やってみると、自分がいかにネガティブな言葉を使っていたかに気づけます。
これは、自分がいかにネガティブトークをしていたかに気づくためのゲームなので、実際にネガティブな言葉が何回も出てきても自分を責めるのはやめてください。
そこで「自分はダメなんだ」などとネガティブトークになってしまうと本末転倒です。
「ネガティブな言葉」が出てきそうになったら、それをどう言い換えたらポジティブ表現になるか、など考えて遊んでみましょう。ポジティブ変換する練習にもなります。
3つ目の方法は朝から夜までどんなセルフトークをしているのかをノートに書きだす
これはちょっと大変かもしれませんが、1日の生活を通して、どんな場面でどんなことを考えてどんなセルフトークをしていたか書き出します。
ほとんどの人はわざわざ瞬間の出てきた言葉に意識を払いません。
たとえば、「自分はいつも覚えが悪くて迷惑をかけている」「緊張する」「いつもうまくいかない」「ずるい」「むかつく」「最悪だ」「失敗したらどうしよう」「不安だな」「どうせ」「もう若くないから」「あいつばっかり」「まずい」「ダメだ」「わからない」「やばい」
などなど、本当に無自覚に発しているのですが、書き出さないと気づけないことも多いのです。一度やってみると、こんなにネガティブトークしていたの!?とびっくりするかもしれません。
ちなみに、書き出すときはネガティブなことだけではなく、「よっしゃ!」「さすが」「天才だわ~」「最高」などという自分のポジティブトークも書き出していきましょう。
これはあなたのお守りの言葉でもあるので、もっともっと使っていくのもいいですし、全然なければ、自分にそのような言葉をかけてあげることもとっても大事になります。
セルフトークを変えていく練習
ネガティブなセルフトークをどれだけしていたかに気づくことができれば、それを意図的にやめていくことができます。
さらにネガティブなセルフトークが出てきているときは、どんな場面で多いのか、なぜそう捉えてしまうのかをいったん客観的に考えるとよいでしょう。
なんでもないような言葉からも、そこから自分の思い込みや価値観、世界観がみえてくることもあります。
また、自分の発した言葉を「ポジティブな言い換え」にできないか考えてみるのもいいです。
たとえば「この仕事できるかな、無理かも・・・」を「でも成長の機会にできるかもしれない」となるかもしれません。
「むかつく」という言葉であれば、何がどう「むかつく」のかをちゃんと掘り下げていくと、「ま、そういこともあるよね。自分は悪くないしがんばってるよ」と自分をいたわる気持ちにもなれますよね。
そのまま「自分ってえらい!よくやっている!」と声をかけてみるのもいいです。
なにかよい事があったときは、積極的に「さすが!わたしって運がいい!」「天才だわ!」と声に出してつぶやきましょう。
自分の中のセルフトークを意識的にプラスに変えていくことで、自分の内部環境も書き換わっていきます。
抽象度の高い人だと、その人が出している言葉によって、その人の世界観から信念、そしてそこからつくられる未来までだいたいのことを分かってしまう人もいる。発している言葉がどんなものかに気をつけるのはとても大切。
言葉の威力は思っている以上に大きく、言葉を丁寧に扱うということは創造の基本になります。
もちろん継続力と繰り返しがめっちゃ大事!!結果を焦ら過ぎず丁寧にセルフトークを観察して、内部表現をポジティブに変えていきましょう~
まとめ
今回は、RASとスコトーマによって、わたしたちの内部表現には偏りが生まれていることと、変えていくための手段のひとつとしてセルフトークを変えていく方法についてご紹介しました。
脳内のRASとスコトーマによって、私たちは生命を維持できる反面、自分の内部表現をしっかりと意思をもって変えていかないと、流されるまま過去の繰り返しを生きることになります。
望まないことにフォーカスしやすく、望むことになかなかフォーカスできないのも、何度もネガティブなことを考えてしまうのも、あなたのせいではなく脳の仕組みなのです。
まずは、そのことを理解し、過去に流されるのではなくちゃんと自分を変えていく!と決めることがとても大事です。そのためにもまずはセルフイメージの土台をつくるセルフトークに気をつけていきましょう。
最初は大変かもしれませんが、自分の内側と向き合い、自分の重要なことを本気で選びなおせば、RASとスコトーマによって、より楽にどんどん見えるもの、聞こえてくるものが変わっていき、あなたの世界も変わっていきます。
あなたにとって本当に役立つ情報をたくさん入れて、望む世界を創造していきましょう~!
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