引き寄せの法則で陥りがちな「行動する？行動しなくていい？」を解説！

エイブラハムの引き寄せの法則で願いを叶えていくプロセスは、本来の自分（ソース、インナービーイングとも呼ばれる）からのメッセージ（直感・呼びかけ）をキャッチして行動していく事で、展開していくものを楽しむプロセスです。

それはがんばって行動する、目標から逆算して行動する、とにかく大量行動しまくるというプロセスとは全く違います。

とはいえ、自分はまったく何もしなくても欲しいものが勝手に目の前にやってくる、というのも違います。（ものによってはあるときもありますが）

基本的な引き寄せのプロセスは、ふと思いついたことをやってみたら、あれよあれという間に必要な人や情報に出会えたり、自分の望みが叶うために必要なものがそろっていたり、まるでお膳立てでもされているかのような展開が起こっていくというよなものなのです。

しかし引き寄せにおいては、行動する？しない？するとしたらどうしたらいいの？と悩む方も多いですよね。

今回はエイブラハムの引き寄せの法則における「行動」について解説していきますね。

世の中の成功法則は行動してもだいたいうまくいかない理由

まずそもそも、今のわたしたち世界は、うまくいくには、成功するには努力して苦労して大変な思いをして行動する必要がある、簡単にうまくいくわけがない、頑張りつづけなければいけない、という思い込み（信念）をベースにして成り立っています。

なぜなら、ずーっと昔からそのようなことをみんな教えられ続けたからです。そう教えられてきたら、当然ほとんどの人がそうなっていき、その状態を体験します。

そのため誰でも簡単にうまくいくというように見せてはいますが、世の中の成功法則は、ほぼ努力と根性と大量行動を必要するものでつくられています。もしくは個人の才能や能力に依っているものが多数を占めてるのです。

まずは、そのことに気づくことが大事です。

努力や根性、またはそれぞれの才能や能力に依存している行動は、人間（個）の力だけを使っています。

自分の力だけで動こうとすることは、ガソリンがほぼ入っていない車で走ろうとすることと同じことです。

がんばって行動しても、気づくと途中でガソリン（エネルギー）が切れて心身を疲れさせてしまいます。

でもこのカラクリをしらないので、がんばってがんばって走り続けて、ついにはエンストを起こして止まってしまうのです。

そして大量行動で結果を出して頑張れる人は最初から馬力（才能・能力・体力など）がある人なんですね。ちょっと他の人より入っているガソリンが多だけなのです。

でも、それではそもそも馬力がない人はどうにもできません。そして馬力がある人でも、やはり長期間は走り続けられません。

だからこそ、行動する前に、しっかりとソース（エネルギー）と繋がり、エネルギーの供給がずっと続く状態をつくることが大事なのです。

エネルギー（ソース）につながった行動・つながりにくい行動

ソースエネルギーは、先ほどの例でいえばガソリンのようなものです。

ソースと繋がると、あなたはより情熱にあふれ、エネルギッシュに行動できるようになります。

そして、ソースと一致することで内なる自分（インナービーイング）からの望みを叶えるための導き（直感）を受け取れるようになります。

その直感（ヒント）はあなたにとって最もスムーズで楽しくて楽な道を教えてくれるものです。

ソースと繋がっていると、やりたい、楽しい、いい気分！がベースなので行動しているという意識もないくらいスムーズに疲れずに行動し続ける。

インスピレーションが湧き、流れるように出来事が展開し、それに乗っていくような感覚になる。

しかし行動していて疲れてくる、エルギーが不足してくる感じがあるなら、その時の行動はソースとあまり繋がっていない状態で行動しているといえます。

とくにやりたくないこと、やらねばならないということをやっていると、ソースと一致しない行動をすることになるので、ソースエネルギーを使えません。

そもそもやりたくないこと、やらねばならないことばかりをやってエネルギーを注いでいると、あなたのインナービーイングからの導きもなかなかキャッチできません。

それが慢性的になっている人は、いったん行動をストップさせましょう。

まず休むこと、リラックスすること、波動を整えること、やりたくないことはやめていくことがとても大事です。

やりたくないこと、やらねばと思っていることを思いきってやめてみるだけでも、ソースとの繋がりは力強くなります。

エイブラハムの引き寄せの法則で、リラックスすることが大切、のんびりすることが大切、いい気分でいることが大切といわれるのは、すべて「ソースとの繋がり」を強め一致していくからです。

ソースと繋がればエネルギーは満ちてくるし、インナービーイングの呼びかけをどんどんキャッチしていけます。

そして、活力が溢れインスピレーションも起こるので自然と動きたくなるはずです。

ここで注意したいのが、ソースとつながりインスピレーションがきて動きたくなってきたのに、リラックスがいい、のんびりがいいと動かないでいると、エネルギーが流れずに逆に退屈という波動状態になり停滞していきます。

のんびり休息をとってエネルギーを充足させる時と、満タンに行動する時のタイミングをしっかり掴んでいきましょう。

あなたがたは成長を求める存在であり、前進しているときがいちばん幸せだ。停滞感を覚えているときは幸せではない。

引き寄せの法則　エスターヒックス・ジェリーヒックス

退屈についてはこちらの記事を読んでみてね。

しっかりと自分の今の状態はどうであるか？を観察していく事も、引き寄せ的行動をしていくのであれば、とっても大事なポイントとなります。

ソースと繋がる行動に慣れていないと自覚すること

本来うまくいくのが当たり前、簡単に楽しんで行動して創造するのが当たり前です。

しかしその状態を体験することも、体験している人たちをみることも稀な状態になっているのが、今の世の中です。

ソースとつながりインスピレーションをキャッチして行動するという引き寄せ的な生き方やあり方は、今までの当たり前とは１８０度違うあり方です。

最初はできなくても当然ぐらいな気持ちでないと、なんでできないのだろう？やり方間違っているのだろうか？？と、すぐに不安や心配が出てきて、いつもの慣れた「自力でがんばる」行動に戻ります。

そのほうが慣れていて楽だからです。

でも、全く新しいやり方・あり方をチャレンジしている！くらいな気持ちで、ソースと繋がる行動にトライしていくと、変に焦ったり、できないことで自分を責めずに済みます。

それに、ソースとの繋がりはわたしたちの「本来の姿」なので、どんどん楽にスムーズにできるようになるので大丈夫ですよ！

今までと違う新しいことを取り入れるときは、試行錯誤してなんぼ！というくらいのおおらかな気持ちで、始めていきましょう。

インナービーイングのメッセージを受け取るには

内なる自分（インナービーイング）は常に、いつでも望みを叶えていくためのメッセージを送っています。

内なる自分とつながることで、ソースと一致することで無限の叡智につながり、今必要なメッセージを受け取れるのです。

（ソースにはすべての無限の叡智、すべての存在のあらゆる体験、経験で得た叡智が蓄えられています。あなたが今の人生経験の中で体験していないことでも、ソースと繋がれば必要な答えが与えられます。）

その姿は直感だったり、誰かからのアドバイス、本で読んだ言葉、偶然目にした看板、またはこうしてみたい！という突き動かされるような衝動、もしくは「なんとな～く」の感覚などなど、様々な方法でやってきます。

ものすごく分かりやすいものもあれば、気のせいかな？と思うようなものかもしれません。

しかし、どのような方法であれ、ソース（インナービーイング）はあらゆる方法で、常にメッセージを送ってきています。

では、なぜ分からないの？というと、メッセージが来ていないのではなく、単純にあなたがキャッチできる状態ではないからなのです。

キャッチできる状態は「受け取りモード」ともいいます。あなたがソースとしっかり繋がり一致しているときは、ソースからのメッセージをしっかり受け取ることができるのです。

そのため、あなたがまずするべきことは、受け取りモードになるべく、自分を整えることソースとの繋がりをしっかりとさせることです。

インナービーイングからの導きは誰にでも、いつでも来ている。外に探さなくてもよい！だからこそどれだけ自分を整えておけるかが大事で。

メッセージがなかなか受け取れない！のとき

せっかくのインスピレーションが出てきても、そのあとすぐに「でもうまくいかないかも」「難しいかも」「年齢が」「状況が」などなど、とっさに否定的な思考が出てくることがあります。

人のホメオスタシス的にも変化することは危ない！と判断して、やめさせようとこのような抵抗を出してくることも自然なことです。

また普段から自分に対して「できない」「やれない」などの思考が通常運転だと、当然この思考の波動は勢いをもっているので（モメンタム）その思考の癖により出てきます。

この抵抗思考をいかにやわらげるかが、メッセージを受け取るために大事なポイントとなるので、その簡単な方法について４つお伝えします。

①思考が出てきたときに気をそらす

抵抗の思考「でも」「だって」「できない」などなど出てきたときは、思い切って全然違うことを考えます。

思考はフォーカスし続けると波動に勢いを持ち始めるので、その勢いを削ぐことが大事だからです。

考え方の方向を変えるもう一つの有効なやり方は、思考の対象そのものをがらりと変えてしまうこと、意識してなにか前向きな面を探すことだ。それができれば、そしてしばらくその気分のいい考えに集中していれば、今度は「引き寄せの法則」がそちらの考え方に働き、思考のバランスがよくなる。

そうすれば、以前のネガティブな考え方に戻ったとしても、あなたの波動はすでに変化しているから、ネガティブな考え方も多少は波動の変化の影響が及ぶ。あなたが選ぶ思考対象の波動の内容が少しずつよくなっていくだろうし、あなたの人生のすべてがもっと前向きな方向へと変化し始めることになる。

引き寄せの法則　エスターヒックス・ジェリーヒックス

そのためにはまず自分が「抵抗思考」をしていると客観的に気づく必要があります。気づけないと勢いのまま抵抗思考を増長させてしまうからです。

気づいたら「あ、またやっている！」といったんそこで立ち止まるクセをつけていきましょう。

そして気づいたら、とにかくなんでもいいから意識をそらすことを考えてみてみます。

今晩のおかずのこと、大好きなアイドルや歌手のこと、飼っているペットのこと、なんでもいいです。

最初は抵抗思考に勢いがついてしまっているので、何度も何度も根気よくやってみるのが大切です。

もし思考だけで切り替えて考えるのがどうしても難しいという場合は、身体を動かすのもよいかもしれません。
体操をするとか、ダンスをする、ネコをなでる、犬と遊ぶ、なんでもOKです。

とにかくここでのポイントは「抵抗思考に勢いを持たせないこと」「勢いをそぐこと」「新しい思考の回路をつくる」ことなのです。

普段から行っている思考パターン、思考ルートを遮断して勢いがつく前に変えてしまう、ということですね。

この新しい思考パターンを繰り返していけば、こちらの波動に勢いが出てきて、最終的には優勢な思考となります。

優勢な思考（波動）となれば、行うのも簡単になってきますし、抵抗思考が弱まり自分に対しての否定的な思考がでてこなくなってきます。

とくに瞑想をおこなっておくと、自分の客観視と今出している自分の思考の状態に素早く気づかせてくれるのでおススメです。

癖付けまでがすこし大変かもですが根気強くやってみましょう。

②すこしずつ思考を切り替えていく

いきなり全然違うことを考えるのは、ちょっと難しい！というかたは、少しずつ変えていくようにしていきましょう。

なにか自分が望んでいないことを考えていたとしよう。しばらくそのことを考えていたのでネガティブな勢いがかなり強くなっていたとする。いきなり反対方向のことを考えようとしても無理かもしれない。それどころか、そういう場合には反対方向のことなど考えもつかないかもしれない。

だが以前の考え方より少しだけましな考え方なら選べるだろうし、さらに少しましな考え方、また少しましな考え方と変えていって、徐々に思考の方向を変えることはできるはずだ。

引き寄せの法則　エスターヒックス・ジェリーヒックス

たとえば、「できない、やれない」などの抵抗の思考が出てきたら

「うん、そう思うよね、でもでもできないって本当かな？誰がそういってるのかな？自分だけがそう信じているのかもよ？もしかしたらできるかも？それを実現している人だっているかもしれない」

「難しいかもしれないよね、でももしできるとしたら？どうしたい？どうだったらいいかな？」

「いろんな条件を取っ払って、なんでもできるとしたら、なんでも叶うとしたら本当はどうしたい？」

などなどと、いったん自分の抵抗思考を肯定したうえで、自分の望みにフォーカスする質問をしてあげましょう。

引き寄せにおいて、望まないことではなく望むことにフォーカスすることはとても大事です。

これも根気強くおこなうことで、自分の本音をしっかりとつかみ、そして望む方へ少しずつフォーカスをもっていけます。

そして繰り返していくことによりソースと一致して、思考パターンが変化していきます。

詳しいからくりはこの記事読んでね♪

③うまくいっている領域のことにフォーカスする

わたしたちに備わっている最大の素晴らしい力は、自分でフォーカス先を自由に変えられることです。

身体は物質なので、自由に移動するにはある程度の制限がかかってしまいます。

しかし、頭のなかは何にフォーカスして、何を考えるかは自由です。誰にも強制されることなく自分で決めて選べます。

そして、フォーカスしたものにソースのエネルギーが流れます。

あなたは何を創造するかを自分で決めていけるのです。

あなたの人生の領域のなかで、うまくいっていること、問題がない領域（たとえば仕事、健康、人間関係、お金など）は、あなたの思考がソースと一致している領域だといえます。

あなたはその領域に関しては、スムーズにいい気分でいられる思考を出せるはずです。

逆に、どうしてもネガティブな思考が出やすい領域もあります。引き寄せがうまくいかない苦手分野ともいえますね。

でも、これも結局はあなたの思考パターン（癖）と勢いがつくっているのです。

エイブラハムの引き寄せの法則の面白い考えとして、このすでにうまくいっている領域のことにフォーカスすると、ポジティブな波動が優勢になり、そして次第に他の領域にまでその影響が及ぶ作用がある、ということがある。

なにか1つうまくいっていることにフォーカスし、それを考え続けることで、どんどんポジティブな思考が集まり、そしてポジティブな波動も優勢になります。

あなたの波動がポジティブなもので勢いがつくと、ほかの領域もその波動の影響を受け波動が高まり、うまくいかなかったことがうまくいき始める、というようなことが起こるようになるのです。

厳密にいうと波動には物理的な境があるわけではないので（物質化したもの以外は）、波動が高まればおのずと様々な思考パターンも変化していきます。

なので、うまくいかないと思う領域について一所懸命何とか変えようとするより、自分の心地よくうまくいく領域に思考のフォーカスを定めて、いい気分でいてソースに一致する時間を増やした方が、結果的にうまくいかなかったこともうまくいきだすのですね。

自分が何に思考をフォーカスをするか意識的に選んで決める練習をしてみましょう。

④抵抗する思考のパターンをエネルギーから変える

思考は「波動」そのものです。抵抗の思考が強い人は、長年その思考を出し続けフォーカスし続けてパターン化させて、波動に勢いがついているからです。

これは今ここから違う新しい波動を出し続けることによって変えていけることができます。

ただときにそれは何度も繰り返す根気強さや、自分自身をしっかりと観察する客観性が必要です。

場合によっては時間がかかることや、抵抗思考のパターンに慣れすぎてそっちの方が楽になって流される、自分だけだと自分をみるのはつらい（自分をごまかしたり、見ないふりしちゃいがち）の人は、他者にサポートをしてもらうことも大切です。

抵抗思考に対してあれこれ悩んだり時間をかけて変えていくより、そこはさくっと時間をかけずに変えていって、新たな思考で自分の望む体験を創造する時間を増やした方が人生は面白いです。

思考や意識を変えることで波動（エネルギー）は変わりますが、逆に思考や意識をエネルギー（波動）から変えることもできます。（なぜなら結局どちらも波動（エネルギー）だから。）

ちなみにエネルギーワークで意識を変えてしまうパターンは、なんでかしらないけど考え方が変わってしまった！みたいな感じになるので、自分で変えていきたい人にとってはちょっと物足りないかもしれません笑

でも、確実に変化が早まり、もやもや抵抗してしまい嫌な気分のまま動けない、行動できないということが少なくなり、やりたい！というインナービーイングからの導きがやってきたら、すんなりと乗っていくことができるようになります。

もやもや抵抗時間はできるだけ短縮した方がいいので、必要を感じたらサポートをお願いしてみるのもおススメですよ。

メッセージが来たら小さくでよいからとにかく動いてみる

ソース（インナービーイング）は、絶え間なく私たちに呼びかけています。

お伝えしているように、キャッチできる受け取りモードな状態に整えることも大事ですが、せっかくキャッチしても無視してしまうこともあります。

というのもソースからの視点は、高く広い視野からの視点なので、今のあなたの視点からでは、よく意味が分からなかったり、また全然願いや望みには関係ないようなものもあるからです。

たとえばあなたはアイドルになりたいという望みがあったとします。

あなたは何度も何度もコンテストに応募しますが、何度も落とされています。もうあきらめてしまおうかと考えていました。

ある日、あなたはふと、この本屋さんに行きたいと閃きます。①しかし本屋は家から遠いし雨も降っています。

②なぜこんな日にふと行きたいと思ったのかは自分でもよく分かりません。

でもあなたは「ふと」思いついたのだし、行ってみることにしました。本屋でぶらぶらしていたら、あなたはとある雑誌が気になります。

その雑誌を見ていたら、小さな映画のエキストラの募集があると出ていました。

③アイドルの募集でもないし小さな映画のエキストラ出演だけれど、あなたは応募することにしました。

そこであなたは面接を受け見事合格！

そしてその小さな映画のエキストラで出演すると、そこでたまたま用事があって来ていた大手事務所のスカウトマンが、あなたのことを見かけてアイドルにならないかとスカウトをかけたのです。

あなたはもちろん承諾し、見事アイドルとしてデビューすることになりました！

これはあくまでたとえですが、大事なポイントが3点あります。

①面倒を超える

あなたがソースと繋がってなにか閃いたとき、やってみたいと思った時、思いついたものの実際行動に移すには「面倒だな」「大変だな」と思うことがあるかもしれません。

とくに意味があるかも分からない、メリットがあるかも分からない、もしかしたらお金がかかるかもしれないとなると躊躇してしまいますよね。

ソースの閃きがあっても、すぐに抵抗の思考が出てきてしまうのです。とくに時間が経てばたつほど、その抵抗思考に勢いがついてしまうので、閃いたらできるだけ早く行動に移しましょう。

なので、できれば日ごろから小さな閃きをキャッチしてすぐに行動に移す癖をつけていくのがおススメです。

小さなことであれば、もし行動してみてうまくいかなかった、思っていたのと違っていたとしても、ダメージもさほどありません。

また、閃く→行動するの繰り返しができて、どんどん物事が展開していく様を体験していけば、「きっと今回も面白い展開になるはず」と信頼を持てるようになり、大きなことであっても行動することに躊躇がなくなっていきます。

ただ、もし抵抗の思考が大きすぎる場合は、しっかりとその思考の波動を調整してから行動に移してくださいね。

②理由は分からなくていい

先ほどもお伝えしましたが、ソースの視点は私たちよりも高く広いすべてを見渡せる位置から物事を見ています。

私たちの視野が10度ほどだとしたら、ソースの視点は360度。

あなたは目の前のルートしかないと思っていたとしても、ソースにはあなたの真後ろに、簡単で優しくてあなたにもっともベストなルートがあると分かっていることもあるのです。

しかしソースからの呼びかけで、こっちの方向に進むといいよ、望みが叶っていくよというルートを示されていても、あなたにはこれが何につながっているのか、全く分からないことがあるのです。

それがあなたの望みが叶うルートにまったく関係ないように見えることもあります。

だからこそ、よく分からなくてもOKという感じで、とにかく日々の中で「なんとなく」「ふと」の感覚が来たら行動して、ソースへの信頼を積み重ねていくことが大事になっていきます。

最初は、ソースからの呼びかけなのか、自分の思考（エゴのもの）からなのかよく分からなくて、うまくいかないかもしれません。

でもそれでいいのです。実践していくうちに、だんだんと違いも分かってきます。

③関係ないことでもやってみる

引き寄せのプロセスは、プロセスというだけあって、大きな望みであればいきなりどーんと完成したものがやってくるわけではなく、1つ1つのプロセスが展開していって、気づいたら「その場所」に運ばれていた、というように進んでいきます。

エイブラハムは、いきなり叶ったものがきてもつまらないんだから、叶っていく（創造していく）プロセスを楽しみましょうと伝えています。

わたしたちは、望み、フォーカスし、創造し、創造したものを体験し、またその体験から新しいものを望む、というプロセスを楽しむためにいるのです。

あなたがソースの呼びかけに応じて行動していくうちに、望みとはちょっと違っていたり、まだ遠いと感じるような出来事が起こってくるかもしれません。

でも、それも叶うまでの道のりの1つなのです。その1つ1つのプロセスを、今この瞬間を楽しんでソースと一致していけば、必ずあなたの望んでいる場所にたどり着けるようになる、それが引き寄せの法則なのです。

これは私の望みとは違う！と跳ねのけたりせずに、目の前にやってきたら楽しんで乗ってみるという軽やかさも大切です。

その目の前のもののなかに、あなたの望むものをもたらしてくれる重要なカギが仕込まれているかもしれないのですから。

（おまけ）超上級者（パラレルワールド移行）コース

エイブラハムの引き寄せの法則では、ひとつひとつのプロセスを楽しむことを推奨していて、世界をいきなりジャンプして変えることはあまり推奨していません。（いわゆる量子的飛躍というものかな）

しかし、自分の世界を大きく変えてみたい、今までにない創造をしたいと思った時は、あなたが興味なかったり、やりたくない、苦手だなと思うものでも、目の前にきたら（誘いなどあったら）乗ってみるのもいいかもしれません。

ただし、あなたの波動が安定的に高い位置をキープし、ソースとの一致が強まっている状態がベースとなっているのが前提

今のあなたの波動が高いのであれば、あなたのイメージできる（想定できる）範囲外のことであっても、高い波動のものがやってきます。

基本的に同じ波動が引き寄せあうので、あなたのもとにくる何かは、あなたより少し波動が高いか、同じか、少し低いものになるからです。

その中で、今までとは違う選択、今までだったらやらないこと、やってみたことがないことに、あえて挑戦してみると、その選択から、まったく新しい世界へワープすることができることがあります。

（最初からいきなり全く違う世界は波動の仕組みにより近づけません。しかしその世界へとつながるピースは目の前にやってくるから掴むという感じです。それは自分のホメオスタシスの範囲外だったり、いつもと違う選択の中にあります。）

これをランダムウォークといいます。

やったことないこと、選んでこなかったことは、あなたのホメオスタシス（安全範囲）から飛び出るので、最初嫌な気持ちや、心地悪さ、否定感情も出てきます。

でも、この仕組みを理解してあえてやってみるのです。（もちろんその際に思考の調整もお忘れなく）

これは、今までの自分のイメージできる世界以上の面白い世界を創造してみたいときにおススメです。

ただこれは今の自分の波動がそもそも低いときは、同じようなものを引き寄せてよけいな混乱を招きやすいです。

波動が安定してきていて、引き寄せの仕組みも理解していて、そのうでパラレルワールドにワープしたい、となったときにやってみてくださいね。

→ランダムウォーク＆新時代の仕組みブログはこちらから！

※引き寄せの法則とはまったく違った私の新しいブログです笑　このブログは今までの引き寄せの法則とはまったく違う理論が展開されています。どちらの内容が正しいのというものではなく、全く別物としてどちらが興味あって自分は取り入れたいかを大事にしてください。（どちらもツールでしかないので＾＾）

ちなみにわたしがかなりのお金をかけて取り入れている情報ががPWつけていろいろ置いてあります♪

これからの時代大事なのはお金より情報です。

（そのためほぼほぼ読めませんｗ知りたい人はセッションなどでお話ししますね～♪）

まとめ

今回は引き寄せの法則における「行動」について、さまざまなパターンを解説しました。

引き寄せの法則って、イメージ的に何もしなくても魔法のように欲しい現実が現れた！というような捉え方をされることも多いのですが、ちゃんと行動も必要です。

とはいえ、世の中にあるがつがつとした成功法則の行動ともまた違うのでどうしたらいいの？となりやすいのです。

引き寄せの法則で行動を起こす際に大事なことは、行動前の思考（波動）を整えておくこと、ソースと一致して内なる自分からのメッセージを受け取りながら行動することです。

願望の実現とは「行動のプロセス」ではなく「精神的なプロセス」だということ、大事なのはなんらかの結果を達成するための行動ではない、ということである。

実践　引き寄せの法則　エスターヒックス・ジェリーヒックス

表面としての「行動」は同じに見えても、引き寄せの法則と成功法則などでいわれているものの性質はまったく違うものです。

しっかりと引き寄せの法則の内容を理解して実践しながら、自分自身の知恵にしていきましょう！

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